原秀則“野球”短編集 さよならゲーム
作者:原秀則
雑誌:短編集
レビュー全文
8点
:鹿太郎さん
上手い、上手すぎる。
ベテランらしい実にドラマチックな盛り上げ方。
一話一話のテーマ自体はいかにも原先生らしく、昔のドラマのような泥臭い臭さがあって、そのお涙頂戴的な展開に合わない人もいるかもしれません。
ただ自分は好きだなー。
風呂敷を広げて、語って、盛り上げて、落としてと非常にシンプルな構成。
余計なものを一切入れず、漫画の純度だけで勝負している感じ。
何より野球を下敷きにした短編読み切りでありながら、これでもかというくらいに人間が描けているのが素晴らしいです。
濃縮された原秀則イズム。
[ 2008-09-17 00:01:12]
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