宇宙兄弟
作者:小山宙哉
雑誌:モーニング
レビュー全文
7点
:DEIMOSさん
宇宙飛行士を目指していく過程を丁寧に描く、夢追い実現系マンガ。
2020年代というほど近い時代設定。日本人の宇宙飛行士の門戸が開かれている時代。しかし、まだまだ宇宙飛行士はエリート中のエリートのみに許された限られたゴールデンチケット。
そんな中で様々な課題をこなしながらムラがある主人公がなんとか勝ち残っていくサクセスストーリー。
そして、本作のもうひとつの側面は、出来すぎる弟が兄を舞台に引きずり上げる、という兄弟物語。そして、脇役達も、兄弟など家族を中心にそれぞれのバックボーンが丁寧に描かれる。
上記2つの設定を基軸として、各所にちりばめられた伏線が効果的に機能する。数巻前に登場した設定が、後々になってチョロっと出てくるし。(ヒビット人形の登場はワロタ。)はっきりいって、作者はノリノリで描いているだろう。
近年、職業もの、理系もの、の漫画はいろいろと描かれてきたが、ここまで面白くかけたものは稀有だろう。
(プラネテスは宇宙飛行士もの、という共通項はあるが、あれはSFなので別系列。)
[ 2011-05-04 22:17:31]
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