あひるの空
作者:日向武史
雑誌:週刊少年マガジン
レビュー全文
10点
:腹ペコKUMAさん
まずはじめに個人的な見解として、
あひるの空という漫画は、
スラムダンクに対するアンチテーゼなんだと思う。
作者はスラムダンクをかなり好きなんだと思う。
作中に単行本が出るシーンもある程だ。
しかし、この漫画のくどいとさえ感じられる敗戦の連続や、
個々の挫折の多さ、加えて丁寧な人物背景の掘り下げ
はスラムダンクにはないものである。
また主人公である空が体格に恵まれないながら幼い頃から
バスケットをやっているのに対し、桜木花道は体格に恵まれた
素人である。
また個人的なこの漫画の好きな点として、
登場人物の部活意外での行動ややり取りが実際の高校生らしいと
いう点がある。スラムダンクではここがあまりないため
登場人物に感情移入できなかった。
自分があひるの空がスラムダンクへのアンチテーゼである
と感じるのは以上のような理由からである。
バスケ漫画でこれをやるにはかなりの勇気が必要だと思う
[ 2008-09-27 00:42:58]
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