僕と君の間に
作者:鈴木央
雑誌:ウルトラジャンプ
レビュー全文
7点
:アルゲマイネ原野さん
『ライジングインパクト』『Ultra Red』などでまさに少年誌らしい
さわやか漫画を描いていた鈴木央初の青年誌作品。
いろんな意味で作者の描きたいもの描いちゃってる自由さが出てる。
冒頭の主人公の旅立ちとラストのシーンも見事ながら
個人的には中盤の『銀河鉄道999』を思わせるような
冒険展開がお勧め。読者をグイグイ引きこませる内容はもちろんの
こと、『ライジング〜』などでちらほら見せていたお得意の
ショタ×セクシーお姉さんのラブロマンス(コメディ)が
実によく描けており以前の作品で作者のそこらへんの性癖?に
惹かれてた人には非常に満足できると思う。
また特有の緻密で暖かいタッチの背景描写もSFファンタジー
ならではの世界観が出ており◎
これだけ良作品に仕上がっているが欠点はなんといっても短い!
中盤をもっと描いてくれてたら(個人的には)
8点にも9点にもなっただろうに3巻で完結してしまったのが
本当に本当に惜しまれる作品。
でもまあ自分としては作者の描くエロシーンが(間接的ではあるが)
読めたので非常に満足だったりする。
[ 2008-04-08 22:00:09]
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