紅 kure-nai
作者:山本ヤマト
雑誌:ジャンプスクエア
レビュー全文
6点
:パンダマンさん
「紅」はそのままこの内容を示している
鮮やかで、華やか、やさしい世界。しかし少し見方を換えると、狂気、恥知らずな外道な世界へと変わる二面性を指している
日常の世界に潜む狂気の世界が魅力的
でも、友達でも恋人でも家族ともどこか違う。しかしそれ以上に強い絆を持った主人公の紅真九朗とヒロインの紫の関係がやっぱりこの作品の一番の魅力だと思う。その関係が築かれるまでが大事だと思うけど、漫画ではもう出会ってしまっている・・・。
一応、原作とアニメを観てたから予備知識があったけど、漫画から入った人はどうなんだろう。
とりあえず自分は原作知っててもオリジナルな話があるので楽しめました。
原作は結構犯罪描写に緊張感があってリアル。
日本の裏の世界観がありえなさそうなくらい異常だけど、その異常な世界を納得させてしまいそうなほど文章に説得力がある。日本の裏を支えてきた裏十三家の力。人外とも言える異常なまでの力。
漫画はこういうのをどこまで表現できるか。文章以上の人外なバトルを表現できるか。二人の微妙で力強い関係を描けるか。それによって評価は変わってくる。
今のところは満足できるくらいに面白い。原作に負けない位なら、かなり高評価に変わると思う
[ 2009-03-02 13:02:11]
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