家栽の人
作者:魚戸おさむ
雑誌:ビッグコミックオリジナル
レビュー全文
7点
:朔太さん
私より家内がはまった漫画。裁判官って職業を世に知らしめた漫画。
判事さんは超多忙で、調査官の助けを得ながら法律と照らしながら処理件数
を消化するしかないのが実態らしい。
桑田判事は、赤字は出さない(処理件数の収支)ほど優秀な判事だが、
一人一人の少年の育成に重きを置いた手入れ(土起し、肥料やり、剪定、追い肥など)
を時間をかけて行う。少年の育成と植物のそれとを重ねて、物語をつむいでいく。
少年の育成に直接効果を与える方法はほとんど皆無、いわば正解がないので、
こんなうまくいかないだろうって、疑問は起こります。
読後感としては、何か消化不良って感じになるのですが、
桑田判事の生き方というか考え方には、一貫性があり重要なメッセージ
として理解できます。
周囲にはいないなあ、こんな人。居ても周辺を巻き込まないから、
影響力は小さいのでしょうね。
[ 2011-08-06 10:36:07]
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