ヨコハマ買い出し紀行
作者:芦奈野ひとし
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
7点
:punpeeさん
一見、SF設定の、日常ほのぼの系漫画。
ただ、そこで終わっていたら、私も大して評価は出来ないんですが、
この作品は、終盤で、時の流れを感じた主人公の寂しさや切なさを描いているのが、良かったです。
時の流れがある為、一話一話の地味な点が、最後には繋がった線となり、物語になっています。
なんとなくでコーヒーも読みたくなる漫画です。
作者も主人公も、「人によっては何でもない、意味や価値があまり感じられないものを楽しむ」感性に訴える作品なので、
読み手もそういうタイプかどうかで、完全に評価が分かれると思いますね。
完全版が出たので、買い直した作品です。
カラーページが多い点も満足しています。
ちなみに、この作者の別の作品は、どれも地味過ぎて好きになれませんでした。笑
[ 2016-02-20 22:09:25]
punpeeさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com