ラヴ・バズ
作者:志村貴子
雑誌:ヤングキングアワーズ
レビュー全文
5点
:臼井健士さん
「放浪息子」「青い花」で知られる志村貴子先生の初期連載作品のひとつ。
「放浪息子」のアニメ化に便乗する形で新装版として発売されました。
大家族に生まれた長女がプロレスラーとなったものの、好きな男が出来て失踪。
そして5年後に子連れで舞い戻ったところから話はスタートする。
入籍はしていなかったので未婚の母。子供は女の子。
「またプロレスやり直したい」って言っても周囲の目は冷たく下働きからやり直すハメになった。
男とも絆が切れたわけでなく、その後も度々舞い戻る始末で情けなさ全開。
家族も彼女に輪を掛けてのちゃらんぽらんさで話は「なあなあ」「流され」で進行する。
女子プロを題材にした漫画は珍しく、しかも作者唯一のスポーツ漫画(?)でもある点が注目です。
しかしながら、試合のシーンはやはり描写にイマイチ迫力がなく、その辺はあまり成功しているとは言い難いです。
アニメ化なんて話が巻末で出ていますが・・・・当たらないでしょ(汗)
[ 2012-01-29 00:14:57]
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