D.Gray-man
作者:星野桂
雑誌:ジャンプスクエアCROWN
レビュー全文
3点
:鋼鉄くらげさん
ジャンプで好評を博し、アニメ化までされた作品ということで興味を持ち、読んでみましたが、はっきり言って面白くありません。
何が面白くないのかと言えば、全てにおいて中途半端だからです。キャラが中途半端。世界観が中途半端。一つひとつのストーリーの進め方や話の引き方が中途半端。漫画の方でも表現方法に個性がなく、ただ人気が出てしまったからそれっぽくダラダラと続けているだけの作品といった印象です。
一方でアニメの方も、表現方法を極力和らげ、子供が見ても安心できるように、無難な作品作りをしているだけといった印象を受けました。
おそらく、この作品の人気が出てしまった理由というのを、例えて言うならこういう事なんじゃないでしょうか。ある普通の学校のクラスに1人だけとびきり顔の良い男の子がいるとします。
そしてその子は、当然クラスの女子からモテモテです。なぜなら他の男子はみんなブサイクで他にいい男がいないからです。しかし、その子も他の男子からして見たら全く普通の印象でしかありません。
つまり、見た目の良さだけで、周りが無駄に持ち上げ過ぎてしまった作品なんじゃないかと思います。いずれにせよ、傍から見てて痛い作品だなと思います。
[ 2007-11-17 20:35:27]
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