D.Gray-man
作者:星野桂
雑誌:ジャンプスクエアCROWN
レビュー全文
6点
:紅音さん
確かに絵はコロコロかわるし見辛いし伏線は多すぎて回収しきれるのか?という感じですが、何となく必要以上に叩かれている気がしてなりません。
変遷が激しいとは言え絵のレベルはジャンプの中では最高レベルだし、ストーリーも神とは言えないまでも結構よい物が多いと思います(特に初期は。)
なかなか方向性の見えない作品ですが、「犠牲があるから救いがある」ということについての是非をテーマにしているのかなと思いました。作者も未だ手探りの状態だと思いますが(多分初連載の上に予想以上に売れたことが関連しているのかも)、方向性がはっきりしたときにこの作品は化けるんじゃないかと思っています。
あとこの漫画で致命的なのはキャラが立っていないことですね…用意された脚本のセリフを適当に割り振っているだけという気がします。でもストーリーがよければそれでも結構成り立つけど。
ただ今週(167夜)のクロス元帥は本当にかっこよかった(この漫画でキャラの内面までかっこいいと思ったのは初めてかもしれません)ので、その面でもまだ伸びは期待できると思います。
まだまだ作者も漫画も成長する余地のある作品だと思うので、読者はもう少し暖かい目で見守る必要があると思います。
[ 2008-07-21 17:07:18]
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