ゲッターロボ號
作者:石川賢
雑誌:月刊少年キャプテン
レビュー全文
10点
:夜、テレスドン。さん
もともと永井豪よりも、ある種キレた絵を描く賢ちゃんだったけど
大友の影響を受けてからはドンドン技術が上達して更にダイナミックな画風になった。その頂点が「號」じゃないか。
まずロボットの巨大感が凄い。見開きの大迫力。漫画家の島本和彦も「ロボット漫画の教科書」と言ったほど。
「無印」〜「G」は一部を除いて子供向けだったのに対し、ここではリアルな戦闘描写がなされている。
ただ、完全なリアルさではなく大胆な「まんがの嘘」として示されてます。
悪の集団が見事に地球を侵略していくさまなんかゾクゾクする。
そしてリアルなだけで終わらず暴走するのが石川賢のいいところ。
ゲッターは一介のロボットではなく進化を促す者、即ち神として描かれます。どうにでもなれ。
ゲームやOVAで満足して漫画を買ってない人は勿体無いから早く買いなさい。
[ 2008-07-18 22:46:10]
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