西部新宿戦線異常なし
作者:おおのひろゆき
雑誌:コンバットコミック
レビュー全文
5点
:団背広さん
日本で起こった革命戦争、聞こえはいいがその中身は貧乏臭くて地味なもの。その中で少年が必死に空回りしたり成長したりする物語。
軽い軍事コメディーのように始まって、途中でミリタリーアクション化し、最後には犬の「リトリーブ」の話に収束するという構成は見事。
だがまぁ、良くも悪くも普通な感じ。一歩抜き出たキャラクターがいるわけでもなし、派手なアクションシーンがあるわけでもなし。全体的にヌルめな印象を受ける。そこがまた独特の味を出してますけどね。
戦車とかの細かいディテールには相当凝っているようで、これはミリタリーマニアにはたまらんかも。俺はあまり詳しくないのでよくわからなかったが…
この漫画は押井守のプライベートな作品という意味合いが強いように思う。主人公の「丸輪零」って、押井守が昔使ってたペンネームらしいしね。
[ 2005-05-18 04:08:45]
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