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RAINBOW 二舎六房の七人
作者:柿崎正澄

雑誌:ビッグコミックスピリッツ

 レビュー全文  

8点  :落とし穴さん 

戦後間もない日本で少年院という地獄に落ちてしまった7人の少年たちの友情の物語。

7人の少年たちが大人たちによってこれでもかってくらい不条理な扱いを受けます。でも、7人は互いを信じあい、互いのために命を張り、懸命に生きていきます。

やはり、この漫画は第1章が圧倒的に衝撃的で、残酷で、それでいてとても熱い。7人の友情が物語をかなり熱くし、かつ悪役が圧倒的に悪役を演じていて7人の友情をさらに印象的にしています。

しかし、第1章が衝撃的すぎて、面白過ぎて、第2章からが退屈に思えてしまいます。個人的にも初めは面白かったのは第1章とメグ関連の話のみであるという認識でした。
しかし、最近読み返してみるとそれぞれのキャラクターに愛着がわいたからかどの話もとても楽しんで読めました。

精神的にキツイ描写も多いですが、この漫画は2回以上は読んでもらいたいと思います。そこにはとてつもない感動が待っています。


個人的にはメグ編のヘイタイと、スッポンが好きなキャラですね。誰よりも仲間思いなスッポンには何度も泣かされそうになりました。


[ 2011-08-30 21:57:14]
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