フルーツバスケット
作者:高屋奈月
雑誌:花とゆめ
レビュー全文
9点
:ヒナミさん
この漫画にはかなり励まされました。
人の心の弱さ、傷などに温かい手を差し伸べるような良いセリフがたくさん出てきます。
「人の優しさを偽善というより、そのひとの優しさを信じてあげなさい」といった趣旨のセリフがあるのですが、この言葉にはぐっときました。
作品は序盤はギャグを交えた感じで、明るいですが、後半にさしかかると物語の核心的な部分に触れていくので、暗い感じになっていきます。しかしとても納得のいく形で、大団円で締めくくられています。
落ち込んだり、自分に自信が持てなかったりするときにこれを読むと救われるような気持になれました。
ただ、主人公の女の子はすごくいい子なので、逆にそれが苦手だという人もいるかもしれません。私は好きですが。
とにかく一度は読んでもらいたい作品ですね。
[ 2010-02-19 05:14:53]
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