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ナツノクモ
作者:篠房六郎

雑誌:月刊IKKI

 レビュー全文  

3点  :団背広さん 

アフタヌーンで打ち切られた「空談師」の設定を引き継ぎ、新しいキャラクターで連載が始まるというので期待したのだが…
何話か読み進めるうちに思った。なんてこった、この人はこっちの方向に行っちまったのか…と。

「空談師」では仮想現実の世界にいる人々のドラマも描かれていたが、それはアクションを引き立てるための小道具に過ぎないように感じた。
しかし本作においてはそれが逆転してしまい、ドラマが重視されアクション性は薄められてしまっている。
戦闘シーンはまともに描かれないし、フキダシがやたらに増えてコマ割りも複雑化。正直言って読みづらい…
しかも主人公最強の攻撃がただの強い飛び道具って…えらい引っ張った割に何のカタルシスもなくてガッカリ。

明らかに有り得ない設定満載なんだから、ドラマよりもアクションで頑張ってほしかったなぁ…
「ボード」の物語は、こんな悪い意味でのオタク漫画になってほしくはなかった。
[ 2005-05-20 07:14:15]
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