愛しのアイリーン
作者:新井英樹
雑誌:ビッグコミックスピリッツ
レビュー全文
5点
:まれらさん
利己主義むき出しの人間模様を、美化することも卑下することもなく描いている。読んでいて辛くて息苦しい展開が多く、いつかは明るい展開が待っているかと思って読み進めたが、辛いままで終わってしまった。
誰一人救われないままの終わり方も陰鬱で残酷であり、むしろ悲惨さがこれで終わってくれるという安心感さえ与えるほどだった。
しかし忘れられない漫画であることは確かである。人の心を揺り動かすのが名作であるなら、やはりこの作品も名作と言えるだろう。
[ 2008-02-03 00:58:13]
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