虹色とうがらし
作者:あだち充
雑誌:週刊少年サンデー
レビュー全文
8点
:オカシューさん
色々なマンガサイトを見てて常々感じる事が一つある。
「読みやすい」事が「軽んじられている」事である。
んーそうじゃないと思うのだけれど・・・凄く技術の必要な事だと思うのだが。
この隠れた名作と呼び声も高い「虹色とうがらし」にもその技術は惜しみなく注ぎ込まれていると感ずる。
時代劇(一応)という若者には敬遠されがちな題材をこうも読みやすくしかもなんとも爽やかに描写しあげたのはまさにあだち技術。
たまに物語を難しくこねくり回しているマンガに出会うといーっ!ってなる。
マンガって大衆娯楽なんだし取っ付きやすい、読みやすいってのはとても大切だと思うのである。
キャッチコピー作りに(少し)ハマっている私としては「バリアフリー漫画」と命名させて頂きたい。
分かりやすい事を恐れない。
それがあだち品質。
[ 2010-05-30 04:44:40]
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