幻想水滸伝V 黎明の城
作者:柘植ミズキ
雑誌:週刊コナミ
レビュー全文
8点
:橙木犀さん
幻想水滸伝Vのオフィシャルコミック。
原作のゲームが凄く大好きだったので、発売を知ったときはめちゃくちゃ嬉しかったです(^^)
主人公の王子・アーディルの表情と心の動き。そして成長の様子は見所です。自分の存在意義を見いだせず、苦悩しながらも自分にできることを模索するアーディルを、読みながら応援せずにはいられません。
真剣な表情や苦悶の表情を浮かべることの多いアーディルが、2巻目で少年らしい明るい笑顔を見せてくれます。一瞬、ドキッとしちゃいました(笑)
話の展開は基本的にゲームと同じようですが、人間関係(ぶっちゃけ、アーディルと妹・リムスレーアの仲)が原作のゲームと真逆だったり、本来まだ登場していなかったイベントに登場するキャラがいたりします。でも、すごく自然な展開なので、私は良いと思っています。
*一つ注意点があります。原作ゲームをしたことがなく、ネタバレが嫌な方は、先にゲームを一通りクリアしてから読んだ方がいいと思います。
2巻目の後半にサイドストーリーとして、ストーリー展開の後のエピソード(色々ネタバレ)が収録されているからです。作者がアンソロジーコミックスで描いたものだそうです。
ネタバレが別に気にならないなら、かなり興味深く感じられると思います。
[ 2008-10-27 17:19:00]
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