地獄先生ぬ〜べ〜
作者:岡野剛
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
6点
:鋼鉄くらげさん
この夏に読んでみるといいかもしれない怪談漫画。
この作品が本誌に掲載されていたのは自分が子供の頃の、「ドラゴンボール」や「スラムダンク」と同じ時期だったと思うのですが、今こうして再び読んでも普通に面白いと感じるのは、結構凄い事だと思います。
やはり学校の怪談というのは、極めて普遍的でオーソドックスなテーマであり、いつの時代も変わらない不変的な面白さを持っているのかもしれません。しかし十何年も経って、改めてこうして怪談話を読んでいると、こういった怪談に対する畏怖の感情と言うのは、つまりは「未知」の物に対する畏怖の念であり、「未知」という領域、つまりは経験で補いきれない「知らない物」に対する恐怖の感情から生まれてくるんじゃないかと、そんな夢もロマンチシズムも欠片も無い感想を抱いてしまいました。当時はこの漫画が怖くて読めなかったんですけどね。ホント、可愛げの無い成長を遂げてしまいました。
[ 2011-08-12 23:10:05]
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