輝夜姫
作者:清水玲子
雑誌:LaLa
レビュー全文
8点
:fooさん
27巻に及ぶ超大作で、賛否両論ありますが私は大好きな作品です
。
最初の設定はどんどん関係なくなり。複線?謎、色々と解決されません。
御伽噺から始まり、生贄、クローン、ドナー、世界情勢に宇宙人?
その都度起こる解決されないけど、気になる展開を読んでいるうちにラストになります。
この作者の独特の絵にある淡白さや、無機質さは素の見えないキャラクターにはピッタリ合い「由」のようなつかみどころのないキャラには最高に合っていると思います。
余計なストーリーや寄り道?が多いですが、長くキャラと付き合っていくことになるので、思い入れが増しますし全員にキチンとしたストーリーが用意されているので、少年漫画には無いキャラの使い捨が無く主人公以外の話も楽しんで読めますが、一気に読まないと忘れますw
歪んだ性格のキャラが多い漫画ですが、そのキャラの歪みに長い時間をかけて向き合い、変化していく人間模様は私は結構面かったです。
時間をかけて数々のキャラの強い部分、弱い部分を十分に味わった中での衝撃のラストで私は号泣してしまいました。
最後まで読まなければこの漫画の良さは絶対分からないと思います。
27巻は長いですが、他の20巻越えの作品の中でこうもストーリーが荒れ狂う漫画はあまりないと思います。
[ 2013-08-30 01:30:57]
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