バクマン。
作者:小畑健
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
7点
:りばーさん
漫画家を目指すマンガを読むのは、自分は初めてだったのでとても新鮮に感じられた作品。
小畑健の絵というだけでも評価は高いが、マンガに対する様々な考え方が作中から読み取れて面白い。
リアル路線で、且つキャラクターの心理描写が多いというだけで自分としてはかなりの高評価であるが、主人公二人のキャラが少し弱いように思う。
弱いというと語弊があるかもしれないが、何というか“そのへんにいそうなただのリア充”みたいな印象を最高と秋人から自分は受けた。選民思想というといささか大袈裟かもしれないが、「俺たちはすごいがあいつらはダメだ」、見たいな言動がちょくちょく見られるように思う。
人より秀でた能力を持ったとき、そういった感情が生まれるのは仕方のないことかもしれないが、それを表に出さないで欲しいというのが正直な感想である。
そういった意味では非常にリアルな漫画だなとも思う。ただ個人的にはもう少し主人公たちが好青年ならなお良かった。それか夜神月みたいに完全な極悪超人にするかw
その点を考慮して7点というのが総合的な評価。
[ 2011-02-19 13:38:56]
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