こえでおしごと!
作者:紺野あずれ
雑誌:月刊コミックガム
レビュー全文
5点
:bkさん
純情で経験もない女子高生がエロゲ声優をする、というラブコメ漫画。
女子高生がエロゲ声優、というぶっとんだ設定は
作者があとがきで描いている「可愛い女の子を恥ずかしがらせたい」
という描写のための舞台装置にすぎないと思う。
なんというか、主人公の子を恥ずかしがらせて、
それを「可愛い!」と思えるかどうかが、この作品を好きになれるか否かの分かれ目になる。
声を聞いただけで絶頂とか、指を舐めるとか、そこら辺の設定についても同じ。
ありえない設定ばかりが出てくるが、それを、「ありえない、くだらない」
と思う人は多分全く評価の対象にならないだろうと思う。
エロ関連の話とはいえ、演じているキャラたち自身がエッチなことをする描写は(直接的なものは)無い。
成年向けになりそうなところを、間接的なものに留めて、
なおかつ、どうエロさを保つかということに作者は腐心しているようにも思える。
ちなみに、この漫画の作者は成年コミックも執筆しているが、絵的には平面的なキャラデザで、
エロさというよりもファンシーな感じの絵柄。
毎話毎話こっ恥ずかしい展開なので、色んな意味でページをめくり難い。
エロゲー製作が舞台なのに主役のカップルがあまりにも純情すぎる。
それでいてやっていることは変態一歩手前。
ある意味ギャップがすごいといえばすごいのかも。
[ 2009-07-10 20:36:07]
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