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戦国妖狐
作者:水上悟志

雑誌:月刊コミックブレイド

 レビュー全文  

7点  :ジブリ好き!さん 

侮ってましたorz

「さみだれには劣る」とか「ブレイドじゃ派手に描けない」とか、偏見でしたね。

既刊3巻まで読破。ブレイド誌上でしばしば読んだりしてます。

正直2巻までは上のような感想をもつでしょう。唯一の良さは、画力不足により迫力のなかったバトルシーンが、筆者なりの努力(背景をドロドロしくするとか、ラインの太さを調整するとか)により結構改善されたってところでしょうか。。

しかし我慢して3巻まで読んでみてください。やはりこの作者は泣かせるのがうまいです。さみだれよりフラグが立ってわかりやすいですが、それでも泣かせる力が作者にはあります。
心情変化もうまいし、さみだれ以上に少年バトル漫画っぽいですが、そこらへんの少年バトル漫画よりは数段濃い内容だと思います。(あくまで少年バトル漫画での比較です)

そもそも絶対悪を定めないその設定自体、私にはツボだったのにどうしてすぐこの作品のよさに気付けなかったのだろうか…?
迅火の境遇や性格と、夕日の性格・境遇は似ていて、ともに社会を切り離そうとしています。それが成長して、社会に溶け込んでいくというのはどちらの作品でも同じですが、さみだれは姫もぶっ飛んでるのに対し、こちらはたまが溶け込みに一肌脱いでいるんですね。

筆者自身言ってますが、戦国時代の歴史とは関係なく、その時代のファンには薦められません。自称「妖怪ファンタジー少年バトル漫画」だそうですw

最近のブレイドでは、戦闘力を数値化するなど、王道路線を突っ走ってますが、かなりサクサク進むので、早期完結と予想されます。

さみだれ好きの方、ぜひ読んでみてください!
[ 2010-01-21 20:54:27]
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