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幻覚ピカソ
作者:古屋兎丸

雑誌:ジャンプスクエア

 レビュー全文  

8点  :夕方さん 

画家になる夢を持ったコミュ障気味な主人公のヒカリとその主人公の唯一の友達でクラスメートの女子、千晶。


ある事故に巻き込まれてそのクラスメート千晶を亡くしてしまいます。


その後、千晶が亡くなる前に後で見てと渡されたある物を思い出し、それを取りだそうとすると、幽霊となった千晶が現れます。


彼女によるとその事故でヒカリも亡くなるはずだったのだが良い画家になれそうな才能を持ったヒカリは生かしてほしいと神様に頼んだところ条件付きでその願いが叶えられたと。 

その条件は人を助けをすることしなければ体が腐敗していく。

ヒカリはそれを聞いた後から他人の心の闇をスケッチする能力を身につけていました。


長々と説明しましたけどその能力を使って人のトラウマなどを解決していく話です。



序盤主人公のヒカリも千晶も、死んだ事とか出来事をすんなり受け入れすぎだろと思いましたが終盤の流れをみて納得できました。


全3巻と短めで綺麗にまとめられています




想像よりも面白かったです。大体はじめに話しの軸となる人物の心の闇をスケッチするのですが、その絵がとても個性的でとても好きですその絵の中に解決のヒントなどが込められているので物語が終わった後に見ると芸術的に見えます。



安心して読める作品です。



[ 2014-12-10 20:50:08]
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