エデンの檻
作者:山田恵庸
雑誌:週刊少年マガジン
レビュー全文
8点
:ツリーアンダーさん
かなり作者の癖がある作品。
主人公の仙石アキラの強い意志や仲間を引っ張っていく姿がいい。
初期の頃の絵は古くさい印象を受けるが5、6巻を越えると気にならない。
続きが気になる作品としてはかなり上出来だと思う。
最初はただの無人島脱出ものに見えるが
話が進むにつれ、人間の心情や島の謎などが明らかになっていき
凄く読者を掴んでいる感じがする。
欠点としては女キャラが非常に大切にされている。
可哀想な目に遭うのは男性か、せいぜいオバサンである。
そのためアキラグループは女性の人数がかなり多く
その様な所に好き嫌いが別れる。
ただ、1巻や2巻だけ買ってやめてしまった人や
立ち読みだけで終わってしまった人は非常にもったいない。
9巻から10巻の「VSギガントピテクス編」はとても面白い。
この話はファンの間でも人気で、1人の男の生き様に感動する。
この話を見るとエデンの檻の在り方まで分かるような気がする。
よって8点。あとの2点はやはり女尊男卑の世界観だろうか。
[ 2011-11-08 18:12:06]
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