エイリアン9
作者:富沢ひとし
雑誌:ヤングチャンピオン
レビュー全文
6点
:摩訶不思議生物さん
表紙に騙されて軽い気持ちで読んでしまうとハイ、トラウマ な漫画
微妙に愛くるしい容姿のエイリアンや不気味な伏線が読者にも言い得ぬような不快感、嫌悪感を抱かせるのにうまく使われていると思います。
他の二人はあまり怖がっていないのに、主人公だけは襲い来るエイリアンに対して恐れを抱いている
それどころか味方であるボーグにすら、恐怖感を見せている
それがすごいリアルだと思います。
この作品話の展開の解説がほとんどありません・・・
解説がほとんど加えられない漫画の例として
たとえば「最終兵器彼女」は、人間関係に重点おいた作品のため
解説というのはあまり重要な事ではなかったんですが
この本は、少しづつ伏線を自分で拾って読んでいかないと何がなんだか全くわからないです。
結局世界はどうなっているのか分からないし、ほとんどの話が学校で進むという固定的な視点がさらに雰囲気を出すのに役立っています。
続きであるエミュレイターズまで読んでも解明される謎もあれば、謎のままのことも多いです。
面白いけど、人を選ぶのと、普通にキャラクターの顔の見分けができません・・・
SF好きなら取り合えず読んでみてはいかがかと
[ 2010-02-12 02:19:21]
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