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女帝 花舞
作者:和気一作

雑誌:週刊漫画ゴラク

 レビュー全文  

7点  :鈴森一さん 

大ヒットした「女帝」の続編。
今度は、彩香の娘・明日香が主役です。
明日香は母親に反抗して京都へ行き、舞妓・芸妓の世界で「女帝」を目指してがんばります。
前作を知らなくても楽しめるストーリーになっていて、原作者の力量を感じました。
また、前作を知っていたら知っていたで、別の角度から作品を楽しめます。
ストーリーは前作を踏襲するような展開が多々見られ、個人的にはそこがおもしろいと感じましたが、読む人によって好みは分かれると思います。

そんな作品なので、長所も短所も前作とほぼ同じです。
ドラマチックなストーリー展開で、一気に読みふけってしまう魅力がありますが、お色気シーンの頻出が質を下げています。

蛇足ですが、一般人の知らない舞妓の世界が詳しく描かれていて、ウンチク的な角度からも面白かったです。
京都弁もgoodでした。
[ 2010-01-10 12:07:14]
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