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幽☆遊☆白書
作者:冨樫義博

雑誌:週刊少年ジャンプ

 レビュー全文  

9点  :レトさん 

鬼才冨樫義博の漫画家としての成長が見て取れる作品。最初は「てんで性悪〜」を引きずったロマンスから入り(感動的なエピソードもあるが)、その後バトル漫画に移行。暗黒武術大会編で画力・演出が大幅に進化し、仙水編で完全に羽化したといった感じ。冨樫の持ち味であるキャラの魅力も十二分に活かされ、戸愚呂弟や仙水などの「器の大きい悪役」は他のバトル漫画と比べても頭一つ抜きん出た存在感を放っていた。ラストの中途半端な締め方は確かに残念ではあるが、それまでの勧善懲悪を否定する「人間と妖怪の和解」という結末を描いただけでも十分に「描ききった」と言えるのではないだろうか。
[ 2008-05-18 13:51:18]
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