ロボット残党兵
作者:横尾公敏
雑誌:月刊COMICリュウ
レビュー全文
6点
:Mサトゥーさん
通読した感想です。
第二次世界大戦最中の日本で極秘に開発された人間兵器・日の丸人。主人公・三船敬三は愛する妻子を戦火から守るため、病魔に冒された肉体を捨てて人間兵器として戦地に赴くことを決意する!
正直いって、日の丸人のデザインは凄くダサイです。出来損ないのマジンガーZかブリキの玩具みたいな感じ。いまどきこれはあり得ないでしょう。僕は大好きですが。
メカデザが全体的にイイです。特に半機械化人間と呼ばれるサイボーグ達の、生身の部分との調和とか、出来るだけ自然な質感で・・・とかいう配慮が全くないゴツいデザインは個人的にすごくツボです。
絵は粗くて決して巧くはないですが、勢いがあるので読んでて楽しいです。機械化人間同士の殴り合いがメインの戦闘シーンはなかなか迫力があります。
脳を閉じ込める頭蓋骨という制約から開放された主人公がどのように進化していくか、とても楽しみだったのですが、意外にありきたりな方向性だったので-1点。
追記:最後まで読んで、途中の展開が微妙に陳腐な気がしたけれど、ラストがかなり素敵だったので点数据え置きです。
[ 2009-09-11 00:32:13]
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