BTOOOM!
作者:井上淳哉
雑誌:月刊コミックバンチ
レビュー全文
7点
:朔太さん
孤島の中で生き残りをかけた殺し合いドラマです。
「バトルロワイヤル」に似て緊迫の展開がよろしい。
しかし、「バト・・」ほど恐怖感や絶望感がそれほど
感じないのは、ゲーム感覚のせいでしょうね。
レーダーがあれば敵の位置は事前に察知できるし、
殺人ツールは爆弾だけなので、ある程度逃げ回ることも
可能で、闇から迫る不意打ちの攻撃が少ないからでしょう。
また、管理側とのコンタクトもあるので、絶望とは
少し距離があった感じが残念でした。
絵も綺麗で、小畑健氏のような画風が見やすかったです。
一気に読めてしまう面白さはありましたが、終始戦いの
連続で少し飽きがきました。
また最後に近づくにつれてグダグダ感もハンパなく
失速感が半端ないので、読むのを止めようかと
思うのが20巻辺り。
しかし、頑張って最後まで読むと、突然視界が広がります。
2つの結末が用意されたのには驚きました。
前半と最終巻に見るべきものがある作品でした。
[ 2022-11-15 00:02:47]
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