さくらん
作者:安野モヨコ
雑誌:イブニング
レビュー全文
7点
:朔太さん
花魁は、言わば徒花。咲いても実を結ばずに散る花であり、はかなく散る桜花。その運命を知ってか知らずか、心に影を落としながら、郭の脱出を試みたり、体制に反抗する。皮肉にも反骨精神の旺盛な諦めない女が、花魁として大成し、徒花といえども大輪の花を咲かせて見せる。
主人公のキャラ設定でぐいぐい引き込まれる。著者と編集者で随分議論した痕跡が窺える力作。
[ 2010-01-27 21:35:02]
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