初恋甲子園
作者:あだち充
雑誌:少女コミック
レビュー全文
5点
:ITSUKIさん
かなり前の作品である事と、何より原作つきであるという事から作品の雰囲気に「あだち充」っぽさがあまり無いです。
内容はもうベッタベタ70年代さわやか青春ドラマです。
爽やか過ぎて今読むと台詞の数々がもうおかしくてたまりません。
「冷や水…飲むな… 腹巻き…忘れるな…」とか。これこの作品の決め台詞です。
(まぁこれはちょっと作品を斜に構えて読んだ場合ですが…)
普通に読めば話自体があまり長くないですし上述の通り凄い爽やかなのであっという間にさらっと読めるでしょう。
野球部の女子マネージャーが主人公なのですが、その「女子マネ」という存在に対しての偏見とかも凄い昔っぽくて時代を感じました。
青春ドラマが中心なので野球そのものの描写は期待してはいけません。バッテリーの二人だけでほとんど勝負決めてますし。
ベンチにいる女子マネが試合中にスタンドにいって観客から情報集めてベンチに戻るとかそんなとんでもないものもあったり。
時代を多少感じるだけで、決して悪い作品ではないですよ。
[ 2010-09-04 00:57:01]
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