ザ・ワールド・イズ・マイン
作者:新井英樹
雑誌:週刊ヤングサンデー
レビュー全文
10点
:ネスネスさん
凄すぎる作品。
この作品と出会えたことを誇りに思う。
読み手に登場人物の「生き様」をここまでひしひしと伝えれるのが新井英樹の魅力ではないか。
終盤の展開は確かに賛否両論だろうが、須賀原の記者会見、大統領の最後の演説はまさしく両者の「生き様」が伝わり、最高にかっこよかった。
新井英樹は真説版の巻頭インタビューでこう答えています。
「自分の願望と妄想を描いたんです。タイトル通りのラストです。『世界は俺のもん』ですから。」
ものづくりをする人間にはこれくらいのエゴが無いと。
「エゴ」=「内容」ではないでしょうか。
酒飲みながらこの作品について語り合えたら楽しいだろうなぁ。
一晩でも足りないくらいの語るべきテーマが詰まってますよ。
僕は須賀原と塩見の問答にやられました。
「一人の人質と多くの犠牲、守るべきはどちらか」
[ 2008-12-07 12:04:03]
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