ぼくの地球を守って
作者:日渡早紀
雑誌:花とゆめ
レビュー全文
9点
:takamさん
夏休みの午前中、幻想的な音楽と共にTVでみたOVAから興味を持ち、大学時代に勧められて読み切った後は、ありし日に見た音楽と同じで、とても気持ちがよい読了感と、切なさが胸をいっぱいにする作品。
少女マンガでありながらSF。また、超能力バトルになる下りは男にも十分に萌える展開。僕にとって少女マンガへの意識を変えた作品です。
転生というキーワードと、記憶。蘇る記憶とともに明らかになっていく真実。真実は切なさと共に明らかになっていく作品の流れは、一つの推理小説を読んでいくような気持ちも味わえます。
絵は最初、読みづらいかもしれないけれど、少し我慢して読み進めていきましょう。
ラスト、自分的には、今までの行為をすべて許せるものとはできず、少し引っかかる部分はあります。主人公が幸せであればいいよねと、なんだか、片思いの女性が自分ではない誰かと付き合うような感覚になったのを覚えています。だからなんだか切ない気持ちになるのかもしれませんね。
[ 2014-03-22 20:28:36]
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