とある飛空士への追憶
作者:小川麻衣子
雑誌:ゲッサン
レビュー全文
3点
:臼井健士さん
原作の小説があるそうですが、そちらは読んでいません。いきなり漫画から入りました。
まず思うのは「絵」が漫画の絵ではないということ。
小説の挿絵の如き不完全さ。デッサンをそのまま載せているのかと思いましたよ。
物語としてはお姫様を無名の青年飛行士が飛行機に乗せて、4泊5日で海を越えて目的地へと送り届けるというシンプルなもの。
途中、対立している敵国の妨害があるであろうことがあらかじめ示唆されております。
原作の小説があるせいか、やたらと1・2ページに世界観といいますか、勢力の情報が詰め込まれて
所謂「説明書的なページ」が見受けられます。
1巻はまだ序盤ですので「説明に終始」しているような印象になります。
原作はどうか判りませんが、漫画化した場合はやはり「絵は重要」だと分かりました。
このハッキリしないボヤっとした印象の絵で読み続けるのは正直ツライと思います。
[ 2012-02-29 06:23:14]
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