マリオネット師
作者:小山田いく
雑誌:週刊少年チャンピオン
レビュー全文
6点
:ankoさん
スリ技を仕込まれた主人公の更生と成長を通した青春もの。
デフォルメしたキャラやハートフルなストーリーに定評あった小山田先生が、新たな作風に挑まれた意欲作。
基本は一話完結から二?三週で一話完結する形。中盤の山場や最終盤などは更に多い週で盛り上げました。
設定的にアンダーグラウンドな流れで殺人事件なども多く起こりますが、絵のタッチも柔らかく、グロさはないのでご安心を。
ちょうど良い長さで過不足なく終わり、強烈なインパクトこそ残したりしませんが、読者を選ばない好作品ではないでしょうか。
連載当時は類似したタイプの少年漫画はなく、オリジナルティを感じられた作品でした。
ちなみに主人公はマリオネットを駆使して盗み、時に戦いますが、有名な某作品ほど破天荒、無理繰りではございません(笑)
[ 2011-10-25 07:36:52]
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