パイナップルARMY
作者:浦沢直樹
雑誌:ビッグコミックオリジナル
レビュー全文
8点
:フクポルさん
<所持歴:全巻>
まだ「マンガ=ジャンプ」という公式が成り立ってたガキの自分に
「こんな面白いもんがあるんか」
と視野を広げさせてくれた偉大な作品。
多分、まだ子供だった自分でも素直にヒーローとして受け入れられた
ジェド・豪士のキャラクターがそう思わせたと思います。
ちょっと抜けてる所もあるけど、締めるときゃ締める、みたいな。
一見ぶっきらぼうで依頼人を突き放してる様でも、影ではキッチリと
フォローしたりして、これぞ主人公って感じです。
完成度とかで言えば、多分後発のキートンとかモンスターに軍配が上がるかもしれませんが、
浦沢直樹という作家を知り、以降のマンガに対する価値観を変えさせてくれたという点で
一番好きな作品です。
ただ、結果として「浦沢作品=シリアス物」という図式が確立され、
スピリッツ作品(YAWARAやHAPPY)に手が伸びないという
原因も作ってしまいましたが。
[ 2008-03-07 21:14:16]
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