人間失格
作者:古屋兎丸
雑誌:月刊コミックバンチ
レビュー全文
7点
:そのばしのぎさん
中高校生の夏休みの宿題、日本文学の読書感想文と言えば、武者小路実篤の「友情」、三島由紀夫の「潮騒」、他に漱石だとかいろいろあるけれど、
ランキングで必ず1位に上がるのが太宰治の「人間失格」。
それが私には理解できない。確かに太宰治は面白いけど、
これって万人受けしてランキング上位に来るような質の物だろうか?
こういう作品が好きだという人ばかりうじゃうじゃいたら、気持ちが悪くて仕方ないと思うのだが。
批判する人の多い作品だというのも納得がいきます。
そんな「人間失格」の現代バージョン。
落合尚之の「罪と罰」は国や時代をアレンジしたせいで妙に違和感を感じたけど、このインターネットの出てくる現代の人間失格は自然で良かった。
クセのある絵柄も黒くて良かったです。
[ 2011-09-23 19:11:39]
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