青い春
作者:松本大洋
雑誌:短編集
レビュー全文
6点
:コステロガーデンさん
共通するのは悲愴感。
不器用であるが故、
破滅的な青春を過ごす若者達の青臭さが、
たまらなく愛おしく、切ないです。
数多のヤンキー、不良漫画とは根本的に違い、
どちらかというと荒んで心が病んでいるタイプの不良を描いており、
美化する事もなく、
読んでいると気持ちがブルーというよりグレーになります。
この短編の中で、学校が舞台になっているものが
映画で何本か創られていますが、
そちらもだいぶ心がグレーになる映画でした。
個人的に松本大洋の作品が好きなので面白いと思えますが、
ファンで無い方は読まない方がいいかと思います。
病んでしまうかもしれませんので。。。
◇この作品の個人的価値=全1巻で 300円也。
[ 2005-06-18 21:58:29]
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