賭博黙示録カイジ
作者:福本伸行
雑誌:週刊ヤングマガジン
レビュー全文
9点
:jdf54jさん
1-5巻の限定ジャンケンのみのレビューで9点。作者の代表作であり、
一部マニアの間でのみ知られていた同作者の知名度を一気に引き上げ、
過去作まで再評価されるようになった程。(アカギ、金と銀、天等)
平たく言えば騙し合いのゲームの話なのだが、発想が非常に合理的ながら
どれも中々思いつくアイディアじゃないだろうと感心してしまう。
知略戦でカイジに勝てる漫画や小説のキャラクターなんて
いないんじゃないかと本気で思わせる程のストーリーで、
ゲーム開始から終了まで山場が続いていく感じ。
このゲームを通じてカイジ自身の内省による成長も見てとれ
頭脳は冷めているがセリフは思わずグッと胸にくる程どれも熱い。
限定ジャンケン以後はネタギレか、明らかに質が落ちている。
(それでも面白いけど)
好きなシーンは、仲間に向かって
「俺の演技が何故わからない・・・?」と呟く場面
カイジの策略がキマった時の相手の顔は最高。
[ 2010-12-26 04:27:10]
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