ファイブスター物語
作者:永野護
雑誌:月刊ニュータイプ
レビュー全文
9点
:アルゲマイネ原野さん
有名ながら未読だったので読んでみました。
カマキリみたいな(失礼)奇抜なキャラクターデザインしかり、
物語の時間軸がムチャクチャ飛んでいるくせに
詳細な説明無くポンポン物語を進めていたり、ましてや膨大すぎる世界設計や
中二病軽く超越した全知全能なキャラばかりということもあり、初見は本当に入りづらいです。
完全に読み手のセンス(と忍耐)に委ねられると思います。
実際1巻冒頭の人物紹介の時点で非常に苦痛でしたw
ただ読んでいくと小節それぞれのストーリー自体はなかなか読ませるものばかりなので
途中で挫折はしませんでした。あと単純にMHがかっこよかったと思いましたし
銀英伝みたいな硬派な作品かなと考えてたらかなりキャラクターぶっ壊れてたりでそこも
性に合ってました。
しかしこの作品の真髄はまさに噛めば噛むほど味が出るスルメ漫画的な魅力ですかね。
私の場合、この作品を薦められたとき「数週(回)も読むのが最低条件」と
言われて素直に2週目読んでみたんです
あれ?あのキャラはこんなとこから…ああそういえばこの設定って後でああなって…と
初見では解りづらかった複雑に入り組んだ設定がようやく垣間見えてきたんですね
そこで例の巻末の年表やら資料が生きてくるのかーなるほどなるほど
…あーヤバイ今更ながらはまってしまったかもしれません
[ 2009-03-20 23:44:07]
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