ミライザーバン
作者:松本零士
雑誌:マンガ少年
レビュー全文
9点
:そのばしのぎさん
作者の普段の言論に関しては分けて考えるべき物であろうが、昨今の松本零士氏の著作権がらみの発言に関しては全く賛同できない事は予め断っておきたい。
小学生の頃に「宇宙の果てはどうなっているのか?」という疑問を持った人は多いと思う。
詳細はWebを検索すれば解説されているサイトなども出てくるのでそちらを参照されたい。
宇宙の果ての疑問同様に「時間はいつから始まって、最後にはどうなるのか」という事を非常にわかりやすく説明しているのがこの漫画だった。
いまだに、漫画・映画・小説などの世界でタイムパラドックスがテーマとなったSF作品が描かれる事も多い。
ミライザーバンの中で時間はリングと球という2種類のモデルで表示される。
オカルト話だが2000年にインターネット上で未来から来たジョン・タイターという人物が物議をかもした事がある。正直胡散臭いと言わざるを得ない。
しかしながら、ジョン・タイターの主張したパラレルワールドの話がこのミライザーバンで語られる時間のモデルとオーバーラップしていたのは面白い。
時間にこだわりを持つ松本零士氏らしい作品とも言える。
夢を裏切るかどうかは別として。
[ 2010-09-08 05:26:39]
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