寄生獣
作者:岩明均
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
9点
:ネスネスさん
例えばHUNTER×HUNTERという作品の評価が賛否両論な一つの要因として、作者・富樫義博の「ものづくり」に対する姿勢が論じられている。
いかに作品の質が確かであろうと、
作り手の姿勢がその作品の持つ魅力・説得力をスポイルしてしまう可能性がある。
という事で、私はこの作品のレビューを書くにあたって、
作り手の姿勢を紹介しようと思う。
(これだけ他者のレビューがあれば作品に対する輪郭は掴めるだろうから)
「ものづくり」に対する作者・岩明均氏の価値観・姿勢である。
「漫画家にも作品に対する考え方がそれぞれあります。人気が続き需要があるうちはいつまでもキャラクターたちに活躍してもらうという無期限進行型と、物語が終了した時がやっと完成であるという作品完成型に分かれると思います。私は後者であり、現在の日本漫画界では少数派になるかもしれません。すなわち『寄生獣』は月刊連載という形をとりながらも長い長い一話の物語であったわけです。」
−完全版8巻の巻末インタビューより抜粋。
[ 2008-11-27 23:35:54]
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