寄生獣
作者:岩明均
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
7点
:こみっくはさん
10年前にトライした時は、グロイと思って1巻ですぐリタイアしてしまい、最近一気読みしました。今思えばグロさはどうってことない。
発想の奇抜感がすごいです。
人類の中に得体の知れない敵が紛れ込んでいる恐怖感が面白い。
ぐいぐい読ませる展開があり、両親とのエピソードはぐっときました。
主人公の心の迷いや成長も読みどころ。
それを通して、読者に問いを投げかけ、投げかけるだけでなく作者自身の答えもしっかりと出して結んでいるところがすばらしいです。
独特の奇妙な雰囲気があり、ハラハラあり、バトルあり、感動あり、人間への問いかけまである、といったとこ読み応え抜群の作品です。
10年前に読んでいれば、もっと衝撃が強かったと思います。惜しいことした。
同作者の『ヒストリエ』も雰囲気が違ったものですが、おススメです。個人的には『ヒストリエ』の方が好きです。
[ 2011-01-07 22:34:57]
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