ほしい漫画が見つかるサイト・漫画レビュー.comへようこそ

ペイネ・愛の本
作者:レイモン・ペイネ

雑誌:海外作品

 レビュー全文  

10点  :そのばしのぎさん 

ドローイングで描かれた一コママンガのペーパーブック四冊を収録した物。
甘ったるいです。一コママンガなのに、下手なラブストーリーよりよっぽど甘ったるいです。昔のフランスのバカップルです。でもとても洒落ている。
ペイネはマンガ家としてより、イラストレーター、画家としての仕事が多いため、ドローイングのみのこの本は中々貴重。谷内六郎、やなせたかし、みつはしちかこ・・・この辺は皆ペイネの影響を受けているが、その源流となっているのがよくわかる。

ただ、ひとつ注文がある。各章の冒頭に詩人串田孫一氏が解説を寄せている。
これが自分の事をつらつら書いていて邪魔すぎる。気持ち悪い。
ハリーポッターシリーズのあとがきでも訳者が自分の成功譚を自慢げに語っていて、何か勘違いしている印象を受けたが、訳者が前面に出てどうする。
まして大半が見るだけで理解できる一コママンガだ。余計な解説なんて蛇足としか言いようがない。
[ 2010-10-03 11:37:42]
  そのばしのぎさんのページへ
 この漫画のTOPへ
このページの上に戻る
[家]ホーム
 ランキング
 漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com