DRAGON JAM
作者:藤井五成
雑誌:ビッグコミックスピリッツ
レビュー全文
6点
:アメさん
部活やプロなどの競技バスケットボールでなく、ストリートバスケをテーマにした作品。
主人公の龍也は、母子家庭で貧しい家庭事情から高校に行かず、友人のタイゾーとアコとつるんでストリートの賭けバスケで小銭を稼いでいる。ある日、ストリートボーラーのTJと出会ったことで、ストリートバスケの本当の面白さに気付いていく。
?
ストリートバスケの特徴であるトリッキーなドリブル、フェイク、パスなどがよく描けている。ドリブル中にボールを地面に置く、服の中にボールを隠してしまう、複雑なボールハンドリングでパス方向を分からなくするなど、細かいテクニックが随所に登場する。
複雑な動きも多いが、何が起こっているか分からないということもなく、こうした技が好きな人はのめり込める内容だと思う。
?
主人公はストリートで上を目指そうとするが、バスケ名門高校の部員との絡みもあり、競技バスケとストリートバスケの対比もなされている。今後、その辺にもさらに踏み込んでいくと、日本におけるバスケ環境を描いた作品として意義も出てくるのでは。
[ 2013-02-05 20:19:29]
アメさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com