ましろのおと
作者:羅川真里茂
雑誌:月刊少年マガジン
レビュー全文
8点
:blackbirdさん
津軽三味線という、またレアなテーマの漫画。
漫画界ではどこまで特殊な業界もの?に光を当てていくんだろうか。まさか三味線漫画まで出てくるとは。
主人公は恰好いい高校生。でもべたべたな津軽弁。
時々何をしゃべっているかわからない程だけど、本気になって三味線を弾き始めたらこれがすごい。
大体、三味線の音に「ドン!」「ザン!」というのもすごい表現。
近年「吉田兄弟」やロックとの共演、速弾きなど、色々な所で目にすることになった楽器だけど、まさかこんな表現とは。
いや、でもそのくらい迫力ある音なんですよね。
あの緊張感や張りつめた音をよく表現していると思います。これがたった三本の弦から生み出されるってすごいと、読者にも感じさせます。
雪君の周りに、なかなかバリエーションに富んだ人物が集まってきていて、今後が楽しみ。
ただ、「○○甲子園」での活躍を・・・という話の展開は、比較的「ありがち」になってしまいがちなので、そうならないことを祈りたいという期待を込めて、現在この点数です。
[ 2011-04-24 23:05:39]
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