たのしい甲子園
作者:大和田秀樹
雑誌:月刊少年エース
レビュー全文
6点
:何某何さん
巨人の星からそのまま拝借してきたような登場人物設定。
逆境ナインのノリをそのまま持ってきたようなテンション。
アストロ球団で使われたネタをそのままパクッたストーリー展開。
わたるがぴゅんにあったモノをさらに圧倒的に凄まじくしたような技。
すべてが珠玉の輝きを見せている。
まさに全ての野球漫画への最高のパロディとも言える作品だ。
ツッコミと大ボケの掛け合いのおかしさ、
大バカで大マヌケで壮大で大胆でマッドでクレイジーで実に意味の無いキャラクター達
信じられない程脱線して信じられない程変な相手と戦う信じられない程訳の分からない世界観、
限度を知らずに限界まで際限なくどこまでも突き抜けてエスカレートしていく物語、
と、何もかもが究極の面白さへと昇華されている。
それこそ全ての漫画に対する最大のオマージュであるとも言える。
ただ、大和田秀樹特有の「毒」が、ちょっとだけ薄いかな?
ま、デビュー作だしそれは無理な話か。
[ 2009-11-17 12:42:33]
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