ハーメルンのバイオリン弾き
作者:渡辺道明
雑誌:月刊少年ガンガン
レビュー全文
7点
:gundam22vさん
北の魔王を倒すという目的で初志貫徹した冒険漫画
として、全体としてなかなかの出来だと思います。
キャラの魅力も上手く描けています。外道勇者
という珍しい主役でもありますし。
ギャグの切れがなかなか凄く爆笑する場面もありました。
シリアスはなかなかブラックな話が多いのですが、
それが清涼剤になります。
ただ短所は以下の点に感じました
・絵柄が変遷しますが、途中からの方が顔が逆三角形
になって、おかしく感じました。前半の方が古臭さはあって
良いと思える少ない作品です
・中盤以降ギャグが滑って、バランスが悪くなりますし、入れる
場面も強引かつしつこくなります。それ読み飛ばそうにもギャグ
からシリアスに伏線的につなげるから、ますますキツい
・ヴォーカル、サイザーなどの話で、「もう良いよ
。次行こうよ」的な中だるみする
ただし、終盤はギャグを切り捨てて、うって変わって盛り返して、
綺麗に締めます。終わりよければ全て良し的に読後感が
良いのは大きいですね。
[ 2010-12-12 01:28:14]
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