地雷震
作者:高橋ツトム
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
8点
:dollboxさん
ひとつひとつのエピソードのクオリティが高く読みごたえがある。
犯罪者の心の闇を描写しながら物語が展開してゆくため、全体的に暗く張りつめた空気が漂っている。
作中で起こる犯罪はどれもリアリティがあり、現実事件のドキュメントかと錯覚する瞬間が何度かありました。
そして主人公である飯田響也がやたらカッコいい。
一見クールで冷徹だが、心の底には罪を憎み人を哀れむ、やるせない熱い気持ちを抱えているのだ。
犯罪なんて許せない。死ね、ヒトゴロシども。
だから銃もガンガン撃っちゃう。うん、ハードボイルド。容赦なし。
この作品を読むと生きることの意味を改めて問い詰められますね。
というか飯田に尋問されてるような感じすらします。
話の質に少々バラツキがあるのが残念。
[ 2005-07-09 15:54:25]
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